筋肥大目的で筋トレを行う際は、特にネガティブ動作を丁寧に行いましょう。
筋トレのエクササイズには、挙上局面と下降局面があります。前者のことを「ポジティブ」、後者のことを「ネガティブ」と呼びます。
ベンチプレスでいえば、バーベルを挙げるときが「ポジティブ」
下ろすときが「ネガティブ」です。
ラットプルダウンでいえば、引く時が「ポジティブ」、戻す時が「ネガティブ」です。
スクワットでいえば、しゃがむ時が「ネガティブ」です。
重りを持ち上げる時には誰でも一生懸命持ち上げると思いますが、初心者ほど下ろすときに力を抜いてしまう方が多くいます。
安全面から考えても、筋肥大効果の面からも、下ろす「ネガティブ」の動作を気を抜かずに丁寧に行いましょう。
安全面でいえば、下ろす動作で力を抜いてしまうと、筋肉が急激に伸ばされて危険です。
フリーウェイトのプレス系種目(ベンチプレスやショルダープレスなど)であれば、重りが自分の身体に向かって急に下りてきますので、セーフティバーを適切に使用していなければ自身の身体の上に落下させてしまう危険性があります。
マシン種目では自分の身体に重りが落下してくる心配がないためか、「ガシャン!」と大きな音を立てて下ろす初心者の方がいますが、自分は大丈夫でもマシンが壊れるかもしれません。
ゆっくりとした(3〜4秒の)ネガティブ動作が筋肥大につながります。
負荷に抵抗しながら、スピードをコントロールしながら、使っている筋肉を最大限に意識し、動作は丁寧に!です。
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