3つのエネルギー代謝活動
人間がエネルギーを摂取する手段は食事に限られますが、エネルギーの消費に関しては、主に「基礎代謝」「生活活動代謝」「食事誘発性熱産生」
という3つの代謝活動が行われています。
これらを全部足した総計が人間の消費エネルギー量となります。
1. 基礎代謝(約60%)
基礎代謝は、生きるために必要なエネルギーの消費量を指します。
体を動かさない状態でも行われ、筋肉量が多いほど増加します。
2. 生活活動代謝(約30%)
日常生活の活動やスポーツなど、体を動かすことで消費されるエネルギーです。
運動量が多いほど代謝が増加します。
3. 食事誘発性熱産生(約10%)
食事を消化・吸収するために消費されるエネルギーです。
総摂取カロリーのうち、タンパク質で約30%、糖質で約6%、脂質で約4%が代謝されます。
代謝量の向上方法
1. 筋肉量の増加で基礎代謝アップ!
筋トレをすることで筋肉量が増えると、基礎代謝が上がり、太りにくい体質になります。
2. 筋トレによって生活活動代謝アップ!
筋トレで筋肉や体力が向上すると、日常生活がアクティブになり、さらに多くのエネルギーを消費できます。
3. タンパク質摂取で食事誘発性熱産生アップ!
タンパク質を多く含む食事を取ることで、食事誘発性熱産生が増加し、ダイエット効果が期待できます。
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